これから名入れボールペンを作成しようと思っていたとしても、インクの種類だけでもいくつかのものに分かれます。普段の生活の中で使っているボールペンにおいて、インクが油性であるのか水性であるのかなど、意識して使っている人はそれほど多くはないでしょう。意識しなくても大きな問題にはならないのですが、油性と水性にはそれぞれの違いがあり、相手に渡したいと考えているのであればその点についてやや注意が必要です。水性インクを選ぶ場合には、イングの粘度が低くすらすらと書くことができ、詰まりにくいので紙への引っかかりが少なく軽い筆圧でも書きやすい点がメリットです。

書きやすさのことを考えた場合には、水性の方がやはり書きやすいといえます。発色も良いためカラーバリエーションが多く、いろいろな用途に使いやすいです。しかし場合によっては水がつくとにじんでしまったり、乾きが遅いなどの事が挙げられます。反対に名入れボールペンで油性インクを選ぶ場合には、文字がにじみにくく速乾性に優れている点が最大のメリットです。

紫外線につよい特徴があり、長期間にわたり変色が起こりにくいため、長期保存が必要な文書にはぴったりです。しかしインクの粘度が高いため、書き始める際にかすれてしまったり、重く感じることがあります。ペンを使わないまま長期間放置すればインクが固まりかけなくなってしまうこともあるでしょう。ボールペンは普段の生活で使う場合にはインクの影響はそれほどないかもしれませんが、名入れボールペンを贈り物にする場合には、相手がどのような場面で使うことが多いのかを考えて選んでみると良いでしょう。