名入れボールペンにはいろいろな用途がありますが、たとえば社名や部署名をあらかじめプリントしておいて、部外への持ち出しを禁止してオフィス内で職員に使わせる備品などは典型的なものですし、それ以外にも企業が新商品を開発した際に知名度をアップさせるために製品名をプリントして街頭で無料配布するノベルティグッズなどもあります。いずれにしてもボールペンそのものはすでに製造されてストック済みの半製品のようなものですので、在庫さえあればいつでもすぐに名入れ加工をほどこすことができ、一から新しい製品を製造するよりも納期とコストの両方をカットすることができます。最近の名入れボールペンは本体の種類が豊富で、シチュエーションにあった選択ができるところにも魅力があります。もちろん取り扱っているメーカーないしはショップによっても大きな違いがあることは事実ですが、とりわけ種類の豊富さを売りにしている場合には、カタログをもっていたりインターネット上のサイトで写真つきで紹介していたりしますので、積極的に問い合わせをしてみてもよいでしょう。

具体的な選択肢としては、予算があまりないのであれば標準的な黒一色の飾りのないタイプが適当です。機能性を重視するのであれば、3色や4色の色彩が使えるもの、消しゴムで文字を消すことができるもの、逆に水をかけても絶対に消えたりにじんだりしないものなどがあります。さらには万年筆と同様にデザイン性豊かな高級品などもあります。